眼鏡も作る街の眼鏡屋さんのブログ

千葉県船橋市芝山街道沿いにある街の眼鏡屋さんです。

視力検査のあれを作ってみよう番外編【コースターを作ろう!】

一回空いてしまいました。時刻は間もなく朝の4時。こんばんは、友人Tです。

空いた分はヒロキ君が更新してくれたので今の所3日に一回更新を途切れず続いております。

グッジョブです

 

 店長ヒロキ君に宿題を出す

さてさて店長ヒロキ君、宿題をやってくれました。

その模様はこちら!

funabashimegane.hatenablog.com

 

ちょっと細い!笑

原因は本来の規格の円弧の幅は半径換算になっているのに対し、図面では直径寸法を入れているところ。

15mmの幅がぐるっと一周しているので倍の30mm取らないといけません。

つまり、寸法の内側の円は40mmが正解です。再提出カモン!

 

これからはこのランドルト環でもって世界一視力検査の厳しい眼鏡屋さんを名乗るか!・・・

と冗談は置いておき、3Dモデルが作れるようになったので大きな一歩。

なかなか工業生ぽいミスで眼鏡のモデリングに近づいた気がします。

 

 

さて、こんなにランドルト環を連呼するブログはそうそう無いのでは。

funabashimegane.hatenablog.com

 

ブログを通したランドルト環の投げ合いが続いていますが、僕も負けじと頑張ります。

funabashimegane.hatenablog.com

↑本当はこのアクリルを切り抜いた材料を使ってアクセサリを作りたいところですが

なかなかいいものが思いつかない反面、あまりこのコーナーが止まっても申し訳無いので気分転換に。

 

「視力検査のあれを作ってみよう!【CAD&加工編②】」

という事で、ランドルト環コースターを作る事に。

何を始めるにも先ずは図面。

お馴染FUSION360で直径90mmのランドルト環を作成し

今回はコースターなのでコップが不安定にならないよう中心から段差を付けます。

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図面完成。さてここから加工。

今回はコースターという事で木材にしようかと思うのですが、前回のレーザー加工機ですとカットをするのは容易ですが実はこのような内側の段差を作る事は難しい。

で、違うマシンの登場。

それがこちらCNCフライス。

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難しい説明は省きますが、モノを削って任意の形を形成するマシンです(要は3Dプリンタの逆バージョン)

FUSION360はこのCNCフライスを制御す言語も出力できるのでそれを元にプログラムを生成し、モデリングした図面通りのものを作り出すことが出来ます。

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ちょっとコアなってきました

 

いざ加工!

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 回転しているカッターが指令通りに動き

木材を削っていきます。

 

仕上がりはこちら。
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綺麗に削れました。アガチス材の板厚は10mm。段差は5mm設けています。良い手相とよく言われます


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素地のままですと木材は傷みやすいので、オイルフィニッシュにて保護。


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サイズ感。一般的なコースターから寸法取ってますのでほとんどのコップに使用できるかと思います。


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ティーカップを置くと、実は・・・ランドルト感。

 

 

これにて完成。

3分クッキング張りの端折り方でしたが、ちゃんと書くと相当負荷上がるのでこれでご勘弁。詳細はこのブログのアクセスが伸びた暁か・・・ツイッターにて御質問下さい。

 

この出来上がったランドルト環コースターは、オプトスリーさんに寄贈させて頂くとしますので、実物をご覧になりたい方は是非お散歩のついでがてらでも構いませんので脚をお運び頂けたらと思います。

次は、ヒロキ君の書いてくれた図面でランドルト環コースターを作るとしますかな^^

 

ね眠い・・・布団の中でおりゃーとスマホで打ったので誤字あったら明日直しますね~~