眼鏡も作る街の眼鏡屋さんのブログ

千葉県船橋市芝山街道沿いにある街の眼鏡屋さんです。

視力検査のあれを作ってみよう!【加工編】

こんにちは、友人Tです。

 

最近地元の同世代が活発になってきて楽しい。

中学や高校の友人で起業する人や務めている会社内で企画を提示する人、3月から自転車で日本一周をする人まで現れた。

これからの話をしている人と会うと熱が伝播してきてこっちまでわくわくしてきます。

昔、空き地に秘密基地を作って作戦会議をしたり、下校中に寄り道をしながらだらだらと帰るようなノリが蘇ってきて、気持ちが若い頃に戻ったような感覚。

会話が弾み連日午前様で流石に睡眠不足。若いのは気持ちだけだったのだっ。と実感していますが、楽しい事で時間を忘れる以上の事はあるのだろうか。

皆の高いエネルギーに我々も置いて行かれないよう頑張らねなくては、と思うのでした。

 

 

ではでは、前回の続きです。

funabashimegane.hatenablog.com

 

前回図面で描いたランドルト環。通称「視力検査のあれ。」

図面まで描いたので、せっかくなので実寸の形にしてみる事に。

今回は加工編です。
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僕の自宅にはDIYで組んだレーザー加工機があります。これで出力してみましょう。

寸法は距離5mの時の1.0の値。

材料はクリアブラックのアクリル板2mm。

 

金色のノズルが主軸でこれが移動しながらレーザーを放つ事で好きな形を切り出す事が出来るようになります。

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動画撮っておけば良かったな

 

加工時間はこれくらいのサイズですと数十秒くらいでしょうか。セッティングの方が時間がかかる程加工時間はあっという間です。

出来上がりがこちら
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クリア、なかなかピントが合わない。

 

ピントが合っていませんがスパッとした加工が出来ます。

 

しかしここでうっかりミス発覚。

写真だと伝わり辛いですが、少し小さく仕上がってしまいました。

これは、プログラム上のミスなのですが

このレーザー光線は大体、0.2~0.3mmの径があるとされています。

つまり、ランドルト環の輪郭をそのままレーザーでトレースすると半径分小さくなってしまう訳。

これを補正するためには本来でしたら「工具径補正」という設定をプログラム上に入れるのですが

うちの制御ソフトの場合、プログラムからいじれないので図面の寸法を予め大きく取っておく必要があります。

 

ちょっと小さいのが分かりますかね・・・

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ほぼ0.1mmとかの誤差なので見た目分からないですが・・・切り出したランドルトさん少し痩せ気味

 

まあ、今回は作るのが目的だから図面の補正はまた今度にして

折角なので色々な色のランドルト環を作ってみよう。

という事でたくさん作りました。

こう見ると可愛げが出てきますね。
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表面には保護のためマステを貼っています

 

こちらは抜いた後の母材側。こっちはこっちで何かに使えそう。
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ではでは、今回はここまで。

加工編如何でしたでしょうか。

ちょっとコア層寄り?な内容になりましたが

DIYハンドメイドメイカーよここに集まれ!という気持ちを乗せてみました。

次はカラフルになったランドルト環で色々遊んでみましょう。

次回、デザイン編??ご期待ください~