視力検査のあれを作ってみよう!【CAD編】
こんにちは、友人Tです。
初投稿&自己紹介はこちらから。
funabashimegane.hatenablog.com
今回は、人気の?DIYコーナー。
先日Twitterからご質問頂きました、実際にオプトスリーさんにも導入したCADについてです。
今使っているのはAUTODESK社のFUSION360というソフト。
このソフトはCAD機能は勿論CAMやCAE。レンダリングやアニメーションまでこなす優れモノ。そして極めて安価。
coreやグラボは多少性能の良いPCを用意する必要がありますが、昔はこの手のCADはとんでもなく高額(数百万が相場)だったのを考えると相当参入障壁が落ちました。
僕はFUSIONに日本語版が無い当時から使っていますが出た当時は衝撃でした。
現在店長ヒロキはこれを勉強し、
「目指せ自作眼鏡!」を目標に習得への道を歩んでいる訳です。
といってもまだ暫くは時間がかかりそうなので今回は僕が
このFUSION360を使用し、折角なので入門編
シンプルな形のCマーク。通称「視力検査のあれ」を作ってみようと思います。
視力検査のあれって正式名称はなんていう名前なのか・・・?
「視力検査のあれ」で画像検索かけてみると
みんな疑問に持つことは同じですね。笑
それとWikiでも検索。
リンクを辿っていき発見しました
ふむふむ、この【C】マークってランドルト環と言うらしい。
そして、「○○メートル離れた時の寸法が規格で用意されており
実際にはアルファベットのCという文字とは少々違う様子。
視力検査表かた3m、5m・・・と離れた時にはこの寸法。というのが簡単な計算式で
このサイトが分かりやすかったのでもし気になる方はどうぞ。
書いてみよう
先程紹介したFUSIONで図面を書きます。
ランドルト環は図面を書く上でかなり基本的な要素で構成されています。
スケッチの「円」と「直線」ツールでざっと寸法を引いていき
拘束をかけて形を整えます。
閉じている要素になっているか確認し
出来上がったこのランドルト環を立体物へ突き出します。
これで図面が完成。
今回は距離5mの時の視力1.0の場合での寸法で描きましたが、
寸法の数値を変えたり、縮尺を変えればほぼ秒で他の場合のランドルト環に変更する事が出来ます。
こんな感じで何かを作りたい時、先ずは図面。
図面無きプロダクトは基本的には存在しません。
次回は折角なので、この図面を元に何か作ってみましょう。